金曜日, 9月 29, 2006

Days of My Life

ある日学校に行くと校舎が爆弾で破壊され先生も生徒も叫んでいた。。。
私のおじさんが殺された。。。

これらの文章は、先日上海で放送されているNHKを見ていると紹介された14歳、イラク人の少女のブログDays of My Lifeからだ。
ブログにはこう説明されている。

Talk about daily life of a teenage girl in Iraq, and days of suffer and success. My nick name will be Sunshine..

テレビで見たところとても大人びた印象を受けたのだがブログを読むと幼さも感じる。
その幼さとともにつづられる少女のイラクでの日常はとても読者の心をうつ。
考えて見て欲しい。
物心がつくかつかないかのころにはもう戦場で生活しているのだ。

僕は2年ほど前にロンドンに留学していてそこでイラク人の大家と一緒に暮らしていた。
彼女はイラクのいろいろなことを僕に語ってくれ、ときには涙することも、ときにはアメリカへの怒りをあらわにして話すこともあった。
イラクに対して個人的に非常に興味がある。
今回のブログの存在と内容は衝撃的だった。




僕はテレビを通じて彼女のブログを知ってコメントし仲良くなれた。
ブログで紹介したいとコメントをしたところ丁寧なメールとともに快く承諾してくれた。

ブログは新しいメディアであり非常にインタラクティブ(双方向)だ。
すばらしい可能性を秘めている。

一人の普通の少女が戦場とも言える地から全世界に向けてのメッセージを出すことができる。
そして読者はそのメッセージに対してコメントしたり自分のブログで取り上げて広めることもできる。
メディアや情報とは長い間、権力とともにあり権力があるもののみが情報を発信できた。
また情報の受け手からの働きかけは非常に難しいものだった。
今は違う。
誰でもメディアになりえる。
誰でも情報の発信者への意見も言える。

ネット世界ではどこに住んでいようと関係ない。
NHKを見た多くの日本人がコメントを残し彼女も喜んでいるようだった。

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