
上海のSOHOとも言われる、アート倉庫群M50(Moganshan Rord)に行ってきた。
前から行きたくて内藤忠行の写真展「Blue Lotus」のオープニングパーティをたまたま見つけたので行ってきた。
彼はマイルス・デイビス(ジャズトランペッターですごい人)やビル・エバンス(ジャズピアノ)の写真を昔とっていたらしく写真にもJAZZが大きく影響しているよう。
写真の青は二人が共演したアルバム"kind of blue"を表現していたのかもしれない。

上海の騒々しさから逃げたくて偶然にもデイビスやエバンスを毎日のように聞いていた。
そんなときに見た写真はすごくよかった。
久しぶりに落ち着け、刺激にも出会えた。
さてこのM50、10棟ほどの倉庫からなっていてそれぞれいくつかのフロアがあるのでとても一日では見れない。
今回見たものでおもしろいの感じたモダンチャイニーズアートの写真を紹介する。

かなり過激だ。歴代の中国の指導者はりんごの芯のように役にたたないものだと言いたいのかもしれない。

こちらもいつ中国政府から弾圧されてもないほどだ。
この人物は有名な革命家チェ・ゲバラ。
その上に書かれてるのは精子だと思われる。(一緒にいったイギリス人に精子だろうと説明したかったのだが精子の単語を忘れて他の言葉で話して恥ずかしかった><)
きっと共産党への不満からゲバラのように革命を起こしたい人々は中国に無数にいるということだ。
こうした政治的メッセージのあるものは好きだ。
こういったものはある程度の知識がないと全く理解できない。
知るということは人生を楽しむということに直結しているのではないかと思う。
きっともっとおれに知識があったらおもしろい物がいっぱいあるんだろう。
この日とは別の日に老舗のJAZZ BARに行ってきた。
ここがもう今まで行った中で一番のパフォーマンスをしてくれた。
安心して楽しめた。
音楽がボーダーとジェネレーションを越えるということを体現していた。
名古屋のブルーノートには何回か行ったがここのほうが全然いい!
JAZZには歴史とバックグラウンドがある程度必要なのかもしれない。
上海JAZZの歴史は意外に深い。
その昔には租界という名のもとに植民地に近い土地だった。
そんな上海の老舗バーだからこそのメッセージがこめられるのかも。
お酒一杯のお金でこれほどのステージを見れたのはうれしい。
ここのドライマティーニは本当にうまかった。
数日前にクラブで頼んだドライマティーニにがっかりしただけによかった。
マティーニがうまいバーにはずれはない。
上海は外資系企業も多く外国人も多いがやはり中国。
まだまだ発展途上の街だと思う。
そんな国にいることはやはりストレスがたまる。
たまにはある程度のお金をだしても安心してゆっくりできるところに行こうと思う。
1 件のコメント:
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