水曜日, 6月 06, 2007

加藤登紀子

僕の母親は歌手、加藤登紀子が好きだ。
毎年金沢のほろ酔いコンサートってのに行っている。
よく車の中で聞いていたのでだいたいの曲は覚えている。
百万本のバラの花をあなたにあげる~
って曲とかで子供ながらに女の子に告白するときはとびきりロマンチックじゃないとだめだなーとかかってに考えたんだろう。
今もそうだもん。



今日のNHK番組で加藤登紀子が出ていた。
加藤登紀子の東大時代の紛争のことなど。
学生運動指導者だった藤本敏夫と獄中結婚したことなど。

すげえなあ。
この人の歴史を知ってから歌を聴くとまた感動するんだ。
この時代の人って本当に一生懸命、大変なときを過ごしたんだと思う。
僕らの学生時代とは厚みが違う。



現代に戦争と思想がないことは不幸なことである。
確か村上龍が文芸春秋で書いてた。もしかしたら違うかも><
そりゃあ戦争はない方がいいけど思想について考える機会がない人間をばかになると思う。
思想があると対立して戦争が起こるのかもしれないけどね。

就職活動の時期、なんのために働くのか、さらにはなんのために生きているのか。
みんな考えると思う。
それも思想。

もう一度マルクス主義など勉強したいと思う。
確かに今となっては敗北した思想かもしれない。
しかし当時は命をかけていた人もいた。

現代の資本主義には疑問を感じずにはいられない。
就職までもう一度世の中を見つめなおしたい。

藤本敏夫さんの学生運動のきっかけは上記のエンゲルスの本と出合ったことだったそう。
なんか昔の人って熱くて好きだなあ。

0 件のコメント: