日曜日, 7月 08, 2007

自由

あのころの自分はどれほど自由を求めていたんだろう。
きっと小さい箱に閉じ込められてるような気がしていたんだと思う。
毎日何を思いすごしてたんだろう。



教育実習で高校に2週間行ってきた。
忘れていた高校生の感覚。
実習生の立場でも行きたくない職員室。
思い出されることが多くあって自分を振り返るよい機会になった。



ー拝啓 ノブ先生、H先生
高校時代にはお世話になりました。
僕は大変な迷惑をかけたと思います。
授業にはあまり出ずに、出たとしても絶対に寝てたり騒いでいたり。
よく集会もサボってばかりの僕をあきらめずに注意してくれたものです。
きっと僕が教師なら何も言わずに見放す方法をとったでしょう。
不真面目な僕をクラス全員の前であたたかく指導いただき、冬には雪かきを通じて奉仕ということを学ばせてくれました。朝に一人で階段掃除をさせてくれたのも早朝のおいしい場所を教えてくれるためだったのでしょう。

規則や社会への反抗だったのでしょうか?
不良じみたことがカッコいいと思っていたのでしょうか?



大学は自由だった。
飛行機もあって、インターネットもある。

何をしていいかわからずにもやもやすごした一年前期。
なんでもやってみたいことをした一年後期。
ロンドンに行くための二年生。
中東やインドへの旅。
社会勉強と遊びのために上海留学。

そして社会人になる前の今。
自由だ。
しかしすべてに責任が付きまとう。
あのころと「今」。
どちらがいいかわからないけどいつでも「今」がいいといえる人間になりたいものだ。

つばめが飛んでいた。
巣に向かってまっすぐに。
つばめは自由なんだろうか。

人生楽しんでるんだろうか。

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